『風待雑歌』

『風待雑歌』

販売価格:385円 (税込)
状態 執筆中
最終更新日 2012年02月14日
ページ数 PDF:93ページ
内容紹介

「私と最後の勝負をしてください。そして、私が勝ったら、私の願いを叶えてください」

ある秋の日、一通のメールが届く。参加人数100名、賞金総額1億円のゲーム、「ギャンブル・ファイト」。謎の男、甘木桃太郎に導かれ、未来はこのゲームに参加することになる。カード。ルーレット。サイコロ。麻雀。あらゆるゲームを用いて決勝リーグを目指す参加者たち。勝つためには人を騙すこともいとわない過酷なゲームを、未来は勝ち残ることができるのか。それぞれの目的のため、運命を賭けた勝負が今、始まる。
そのとき、風が吹いた――

公演名 『風待雑歌』
劇場名 シアター風姿花伝
公演期間 2008.11.27(木)〜12.1(月) 全9ステージ

「まわれ、まわれ、かざぐるま。あおいおそらの風にふかれて。
 まわれ、まわれ、かざぐるま。くるくる、ぐるぐる、くーるくる。
 まわれ、まわれ、かざぐるま。まっかな羽をまわすんだ。
 まわれ、まわれ、かざぐるま。くるくる、ぐるぐる、ぐーるぐる。
 まわれ、まわれ、かざぐるま。そうしてぼくらを乗せていけ。
 どこ、どこまでも、飛んでいけ。」

O-MATSURI企画merrymakerの第5回公演の販売用台本。「肉体的なアクションを伴わないバトルもの」として成立させた、merrymakerでもっとも完成度の高い作品。「数学」、「ギャンブル」、「オーロラ」をテーマに舞台上を学生たちが駆け回る、青春群像活劇。カード、麻雀、じゃんけん、数学、チンチロリン、ルーレット、などなどのゲームを駆使し、欲望にまみれた大学生たちのバトルを描く。本番の舞台では、オーロラの照明がきらびやかだった。クライマックスのオリジナルゲーム、「サイレントキラー」は、今なお評価も高い。

目次
まえがき
タイトル
登場人物表
前説
台本
1場
2場
3場-1
3場-2
4場
5場-1
5場-2
6場
7場
8場
9場-1
9場-2
10場
11場-1
11場-2
12場-1
12場-2
あとがき
幕後
あとがき
参考文献
おまけ
キャラクター表-1
キャラクター表-2
『風待雑歌』此花瑞樹CDジャケットテキスト
劇中ゲーム「弁護士Xの献身ゲーム」ルール
奥付
奥付