異国による開国がなし崩しに進められる中、徳川家との関係、朝廷との関係、譜代・外様という枠組みが変化していく。江戸修行を終えて土佐に戻った竜馬は、日本の行く末を思いつつ、己の行く道を模索していた。・・・土佐の殿様・容堂の進める藩政改革の急先鋒・吉田東洋が問題を起こして国許で謹慎の身となり、竜馬と接近する。・・・幕末の風雲を綴った坂本竜馬の外伝シリーズの第14章。現代社会が失った日本の心の復興と善き発現を求めて、坂本龍馬を中心に青年達が命を賭した明治革命を追う。
帰国の宴 |
― その1 ― 破顔 |
― その2 ― 加尾の笑み |
― その3 ― 違和感 |
弁治の目 |
― その1 ― 竜馬の威風 |
― その2 ― 無手勝の心 |
― その3 ― 那須真吾と田中光顕 |
以蔵との絆 |
猜疑心 |
東洋罷免 |
旗本殴打事件 |
上士・板垣退助 |
― その1 ― 横暴 |
― その2 ― 父の愛 |
尊王の人 |
― その1 ― 土佐の神 |
― その2 ― 天皇の楯 |
命との引き換えに |
― その1 ― 川島猪三郎の願い |
― その2 ― 転げ落ちた男 |
― その3 ― 下士とて |
― その4 ― 弱き心 |
― その5 ― 試し |
迷いの竜馬 |
― その1 ― 小栗流中伝目録 |
― その2 ― 乙女姉の噴火 |
― その3 ― 侍の境地 |
木鐸・高松順蔵 |
― その1 ― 聖書 |
― その2 ― 敵を知れ |
― その3 ― 竜馬の資質 |
長姉・千鶴 |
― その1 ― 母の面影 |
― その2 ― 自分だけの道 |
乙女の縁談 |
藩医・岡上樹庵 |
奥付 |
奥付 |