人気シリーズ続出、新レーベル登場で活気づく児童書界隈。ライトノベル化現象のルーツからキャラクター分析、子どもの読書傾向と購買構造など、注目の児童書読みブロガーによる児童文学論です。
第1章 ライトノベル化する児童文学 |
はじめに |
本格化は2004年 |
新レーベルが続々誕生 2005年から2006年 |
新たな参入 2009年 |
各レーベルの動向と注目作家【フォア文庫】 |
【青い鳥文庫】 |
【学研エンタティーン倶楽部】 |
【ポプラ社ポケット文庫】 |
【カラフル文庫】 |
【角川つばさ文庫】 |
【ENTA-J】 |
総論:「読ませたい」本から「読みたい」本への変化 |
第2章 ゼロ年代の児童文学——ライトノベル化のルーツを探る |
はじめに |
フォア文庫のライトノベル化 |
青い鳥文庫のライトノベル化 |
ライトノベル化のルーツとなった80年代の作家 |
まとめ |
第3章 近年の児童書に見られる「主人公のお姫さま化」について |
ソフトカバー児童書の物語構造 |
特別扱い=お姫さま化される私 |
ヒット作の「同じ物語的な構造」 |
児童書読者の願望の変化 |