明治末期から昭和初期に夏目漱石、南方熊楠、牧野義雄、松山忠三などが英国に暮らしている。漱石と熊楠についてはかなりの研究がなされているが、牧野義雄と松山忠三の2人の画家についてはまだまだ彼らの名前を知っているのは一握りである。本書ではこれら4人の英国で花開いたエキセントリックな人物像を、当時の珍しい古写真や現在の下宿先の写真、2人の画家の作品も紹介する。牧野と松山作品は全て著者の所蔵であり、松山作品の所蔵は300点以上になる。
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