没落したエリルアド小王の姫君メイヴェは、侵略者トゥルベク家によって軟禁生活を強いられていた。ある日、突然見張りが姿を消したため、館から脱出し、旅人をだましてお金を奪い、町を出て行く計画を立てる。
しかし、つかまえた旅人は、魔物を連れて旅する善人だった。
メイヴェは二人と一緒に、トゥルベク家の住む城へ盗みに出かけるが――。
ルーフィス&ディアン・シリーズ第1弾。
二人の子どもが、旅の中で人と出会い、成長していく物語です。
2005年に講談社より出版された『裏切りへの贈り物』を加筆・訂正したものです。
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