昭和の青春・江田島篇

昭和の青春・江田島篇

販売価格:55円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2012年02月14日
ページ数 PDF:26ページ
内容紹介

 青春とは何だ。時代により若者の生き方、考え方も変化する。しかし、若者が若者でないような時代があってもいいのだろうか。この少子化の時代に自殺する若者が増えている、心が痛くてしょうがない。こんなに若者が少なくなった日本で、仕事のない若者が増えている。家族の絆が希薄になってしまった日本。社会とのコミ二ケーションがとれなくて社会から孤立する若者。第二次世界大戦が終わってから八年後に生まれた僕らはラッキーな時代に生まれたのかもしれない。しかし、それはちょっと了見が違う。あの時代は日本が貧しくて大家族が多かった。だから地方に住む多くの若者は、勉強したくても義務教育が終わると授業料を払う高校には進学できず、中卒(15歳)で都会へ働きに出ていった。今の時代に家計や家族を助けるために、骨身を削って働く若者がいるだろうか。仕事は別として、人生の十五から二〇才前後の青春と呼ばれる時代に、現代の若者には夢や賭けるべき何かがあるだろうか。これが疑問なのだ。目標がない。夢がない。未来の日本を背負って立つ日本の若者に目標、夢、家族を愛する心、人を愛する心、大切な人を守っていく心構え、日本を愛する心、外敵から日本を守る心がなければ、どうして将来の日本があるだろうか。どうして将来のあなたがあるだろうか。何よりも、若者のあなたが今日を大切に生きているか。それが何にもまして意義がある。スポーツに打ち込む若者には今日も昔も変わらぬ一途な青春を見ることができる。若い日の一日いちにちをどう生きるか。それを考えられるようになったら、もう若い貴女、君の青春が人生で光輝く宝物になるはずである。それゆけ、貴女の君の青春!!!。

目次
江田島へ
江田島到着
姓名申告
一年坊主の原則
特攻隊の遺書(教育参考館)
生徒節
風呂場の下駄
カッターの勝利
五省
卒業“さようなら江田島”