あなたが連想する心とは、どこにありますか。心は頭の中にある、あるいは、心は胸の中にあると思われている人も多いでしょう。 しかし、私は、「心」はあなたの頭の中にも胸の中にもありませんとお伝えします。私がお伝えしようとしている「心」とは、そのようなものではないのです。
あなたというひとりの人物がいて、その人物が「心」を持っているのではないのです。
私は、人間の本当の姿は意識、その「心」だと申してきました。言ってみれば、あなたは「心」そのものなのです。
これから、私は、あなたの頭の中にある心、胸の中にある心に訴えるのではなくて、あなたの「心」に、あなた自身に、直球を投げ入れたいと思っています。
| はじめに |
| 第一章 私は、田池留吉と申します |
| 第二章 人は、なぜ生まれてくるのか |
| 第三章 自作自演の芝居 |
| 第四章 正しい瞑想の仕方 |
| 第五章 田池留吉を思う ― 私の目 ― |
| 第六章 田池留吉を思う ― 私の異語 ― |
| 第七章 田池留吉を思う ― 私の指 ― |
| 第八章 私は、アルバートと申します |
| 第九章 転 生 |
| 第十章 幸せの道へまっしぐらに |
| 第十一章 正しい瞑想を通して、母の温もりから、「母なる宇宙」へ思いを広げよう |
| 第十二章 再び、田池留吉です |
| おわりに |
| 奥付 |
| 奥付 |