姑との同居生活の渦中では、優しいはずの自分がどんどん崩れていく体験を繰り返し、挫折を繰り返すことしかできませんでした。でも、だからこそ、自分を大切に生きていないことに気が付けたのだと今は振り返っています。どれほど人のために何か役に立ったとしても、結局は空しく終わっていたのも納得でした。
この本では醜くて、汚くて、孤独な私の心の叫びを、私の心の中から引き出してくれた姑と夫にも登場してもらい、嫁の立場から素直な思いで書かせていただきました。醜い自分を、しっかりと知って、その自分を自分で受け止め包んでいく。それこそが、本当に自分に優しい生き方であり、周りにも優しい生き方であることをお伝えしたいと思い書き進めました。最後まで読んでいただけたら本当に嬉しく思います。そして、私と同じ体験を今現在している方達とともに、自分を変えていく方向に進んでいけたなら嬉しいと思い書き綴っていきたいと思います。
はじめに |
1.姑との同居始まる |
2.物を言わなくなった姑 |
3.お金がなくなった |
4.姑の一言で、家庭崩壊の危機 |
5.食べ物と薬騒動 |
6.母親と息子 |
7.姑が亡くなる三日前の出来事から |
8.おばあちゃんを送る |
9.改めて家族を思う |
10.心に響いたメッセージ |
11.自分の心を見る、そして、未来に向かって |
おわりに |
奥付 |
奥付 |