ソクラテスのように、ソフィーのように

ソクラテスのように、ソフィーのように

状態 執筆中
最終更新日 2012年02月14日
ページ数 PDF:1ページ
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内容紹介

 ひょんなきっかけから哲楽カフェに出会った。パリは、バスチューユ広場にあるカフェ・デファール(灯台)で、毎週午前11時から開かれているのが、元祖?哲学カフェなのだという。でも、私のイメージの中での哲学カフェとは少し違う感じがした。ソクラテスの哲学のしかたを受け継いでというよりは、コーヒーハウス以来のヨーロッパ各所で開かれた知識人たちの集まりの流れのような気がする。私にとっては、その後知った、アメリカ人クリストファー・フィリップスのその名もソクラテスカフェの方が、ぴったりと願いに沿うものであった。国内にも様々な形の哲学カフェが活動をしているようだけれど、クリスのソクラテスほどに、ぴったりと気持ちにそう物が見つからない。それと、住んでいる場所に縛られずに、スカイプで日本中から参加できるそんなソクラテス・メソッドの哲学カフェを作っちゃえ!そんな思いで始まった私の哲楽カフェ「ソフィーの部屋」ソフィーとは、もちろんソクラテスのフィロソフィー(愛智)からの物であり、そして、かわいい主人公ソフィーとともに、楽しい哲学史の旅をした「ソフィーの世界」にちなむものである。まだ検索エンジンでも下の方を低迷していて、参加者はおろか、ホームページでコメントを残してくれる人もほとんどいない寂しいかぎりの「ソフィーの部屋」だけれど、日本で初めての(たぶん)スカイプを使った(パソコン上のテレビ会議形式)の哲楽カフェ。これからどんな歩みをするか。これは、その小さな哲学カフェの試みの記録なのだ。この先は、参加者が、そしてあなたがこの物語を一緒に作ってゆくのだ。

目次
そのアイディアはある日突然降ってわいた
ソクラテスとの再会