～作品概要～
雨が降りしきるある日。レイニーは部屋の中で退屈をもてあましていました。
ふと窓の下を覗くと、そこにはたくさんの傘たちが、まるで夜景のように町を彩っています。
レイニーはその美しさに引き寄せられ、下へ降りてみます。降りてみると辺りは真っ暗で、つまらないと感じます。
帰ろうとするレイニーが小さな発見をします。
いったいその発見とは？

～企画意図～
見方を変えるだけで意外な発見があったり、今まで考えもしなかったことに気がつけるものです。
それだけで「つまらない、不幸」なものが　「楽しい、幸せ」なものに変わるのではないでしょうか？
また、悲しいことがあるからこそ、悲しいことがあるからこそ、その後に訪れる幸福に気がつくことができる……
いえ、幸福がやってくる、感じることができるのではないでしょうか？
悲観と歓喜は表裏一体……見方を変えて生きていこう、それでもダメだったら？　大丈夫。
その悲しみは、次の喜びへ繋がっているのだから……そんな想いを込めた作品です。