生まれて初めて土佐を飛び出した竜馬は、開放感と好奇心を持って旅路を行く。そして幕末維新に多大な精神的影響を及ぼす人物と縁を持ったのである。・・・幕末の風雲を綴った坂本竜馬の外伝シリーズの第8章。
現代社会が失った日本の心の復興と善き発現を求めて、坂本龍馬を中心に青年達が命を賭した明治革命を追う。
父 |
― その1 ― 強い姿のままで |
― その2 ― 血族 |
青雲の出府 |
― その1 ― 江戸まで二百里 |
― その2 ― 木霊の中に |
さらば土佐 |
― その1 ― 鬼子母神 |
― その2 ― 国境の関所 |
― その3 ― 馬酔木の花 |
四国三郎・吉野川 |
― その1 ― 大歩危・小歩危 |
― その2 ― 高下駄 |
― その3 ― うだつの町 |
本州へ |
― その1 ― 剣山に掛かる月 |
― その2 ― 鳴門の渦潮 |
― その3 ― 大坂の賑わい |
御伊勢街道 |
― その1 ― 野崎詣り |
― その2 ― 伊勢参り |
吉田松陰 |
― その1 ― 両雄の出会い |
― その2 ― 危険な匂いの男 |
松陰の憂い |
― その1 ― 革命家の血 |
― その2 ― 神州の危機 |
― その3 ― 西洋からの侵略者 |
迫り来る夷狄 |
― その1 ― オランダ商館長による別段風説書 |
― その2 ― 猛将マシュー・カルブレイス・ペリー提督 |
― その3 ― 悪魔か天使か |
奥付 |
奥付 |