隠れ里神仙伝 

隠れ里神仙伝 

販売価格:385円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2012年02月14日
ページ数 PDF:207ページ
内容紹介

第1話 もう一つの吉野

大和の国、吉野郡天川在の貧しい猟師が狩りの途中、もう一つ吉野に迷い込む。
そこから物語りは始まる。
住民達は比較的平和に暮らしていた。
猟師が色々な人たちと出会い、自身を高めていく。
やがて猟師は日本太政威徳天率いる魔物勢の攻撃を迎え撃ち、吉野を救うお話です。

第2話 龍神からの亡命者

裏龍神の由陀瑛沢を孝顕が匿ったことから天空船と裏龍神の支配権を巡り、裏龍神の内輪揉めに裏吉野が巻き込まれていくお話です。

第3話 記憶を失った巫女

過去の世から巫女が龍泉寺に逃れてきた。
龍泉寺自坊に迷い込み、心の介護を受けるにつれて次第に心を開いていく。記憶を失った原因が彼女に憑依する浄白坊の邪念邪気であると確信した源峰坊が調べていくと辛く悲しい過去が浮かび上がる。

第4話 お骨の僧侶

観音峯山の行者、正角坊が窟で見つけた大日如来像のことについて相談を受けた。
源峰坊は像を預かるも返したくなくて別の像を正角坊に渡す。
それ以降、夢なのか現実なのか分からない状態の中で大日如来と中に入っているお骨の僧侶がかつていた寺へ像を返しに行くために信濃の国へ旅に出る。
源峰坊は旅先で庶民の苦悩と心の幸せを理解していく物語です。

参考資料等

柳田邦夫 遠野物語

新人物往来社 埋蔵金

小和田哲男 戦国武将 戦略・戦術辞典

学研 密教の本

新人物往来社 呪術 禁断の秘法

前川和彦 豊臣家存続の謎

毎日新聞社 役の行者と修験道の世界

高野山出版社 高野への道

未発表小説 遠野神仙伝、異次元の旅人

私の神秘体験

自宅で祀っている鎌倉時代の木彫りの阿弥陀如来像と室町時代の役の行者像


この物語はフィクションであり、現在の奈良県、和歌山県、三重県、大阪府に所在する神社仏閣等、人物及び諸団体とは何の関係もございません。

無断での転載及び出版、引用を禁止します。



目次
まえがき
第1話  もう一つの吉野
第2話 裏龍神からの亡命者
第3話 過去の世から来た巫女
第4話  お骨の僧侶
第5話 東玄坊の乱 前篇
奥付
あとがき