「自分のことは、自分で決めろ。ページをめくるのは、君なんだ」
古本屋メリーメイカーの店長代理である菜月の前に、ピストルを持った男が現れる。彼は本の登場人物、『若きウェルテルの悩み』のウェルテル。今まさに自殺しようとしているウェルテルを菜月は止めてしまう。そんな中、古本屋メリーメイカーから一冊の本が盗まれる。次々と現れる本の登場人物たち。それを追う文学刑事。運命を変えることができる本『ビッテ、ビッテ!』と、菜月の関係とは――
公演名 『Bitte, bitte!』
劇場名 ウエストエンドスタジオ
公演期間 2006.6.8(木)〜6.11(日) 全7ステージ
「ページをめくれば、祭りが始まる!」
「本」をテーマにした、ドタバタ活劇。『若きウェルテルの悩み』、『アッシャー家の崩壊』、『ジェーン・エア』に『マッチ売りの少女』に『シャーロック・ホームズ』などなど、古典作品からキャラクターをお借りして、文学刑事が活躍する。文学刑事の元ネタは、ジャスパー・フォードの『文学刑事サーズデイ・ネクスト』シリーズより。お祭り騒ぎな、楽しいお芝居の始まりです。
まえがき |
タイトル |
登場人物表 |
台本 |
1場「若きウェルテルの新たな悩み」 |
2場「追われる女と追う男たち」 |
3場「アルベルト登場」 |
4場「アッシャー家の崩壊」 |
5場「ともだちができた!」 |
6場「vs乙女」 |
7場「キャバクラ・ラプソディー」 |
8場「祭りの停止」 |
9場「ビッテ、ビッテ!」 |
10場「竹取の物語」 |
11場「ロシアンブルーなルーレット」前編 |
11場「ロシアンブルーなルーレット」後編 |
12場「メリーメイカーへようこそ!」前編 |
12場「メリーメイカーへようこそ!」後編 |
あとがき |
あとがき |
参考文献 |
おまけ |
キャラクター解説 |
各シーン解説 |
奥付 |
奥付 |