私は学校の先生になりたかったのですが、作家を目指すことにしました。それでなりたかった先生を勇気凛子に託しました。
私が描く勇気凛子は、映画『サウンド・オブ・ミュージック』に出てくるジュリー・アンドリュースが演じるマリアのような先生です。
http://www.youtube.com/watch?v=ycV_8IOcn80&feature=related
いつも子供の目線で話し合います。学校のしばりに捕らわれないで直ぐに話が脱線します。地震があれば、直ぐに地震の話をします。政治の話も日本の未来の話もします。でも学校では、そういう話はしません。きっと子供達はギャップを感じています。テレビをつければ、お笑いタレントの全盛がもう20年も続いています。通常なら5年でブームは去るのが相場でしたが、如何に平成不況が長引いているかの証です。学校へ行くと勉強漬けですが、果たして、世の中でその勉強が役に立つのかと疑問に思ったり、テレビを見ていると、勉強しなかった人が席巻している感さえあります。そうした疑問を持って学校へ行っている子は、けっこう多いのではないでしょうか。そして何でも相談できる先生って殆どいないのが実情ではないでしょうか。しかし勉強の出来る子も出来ない子も、それなりに凛子先生には話します。凛子先生は、何故だか、誰もが相談したくなる人なのです。それでは凛子先生は誰に相談するのか、コリー犬のランです。後、ときどき弟の健太に相談することがあります。
第1話から第11話まであります。それでは、勇気凛々をお楽しみ下さい。
はじめに |
【12話 麻生吾郎君の策略】 |
【第13話 三島武 パート2】 |
【第14話 木下節夫君の場合】 |
【第15話 秋本道子ちゃんの場合(すき焼き)】 |
【第16話 演歌の女王】 |
【第19話 進君のその後】 |