(前回までのあらすじ)
突然、目の前でバスが爆発した。愛子の親友、薫はそのバスに乗り合わせ、大怪我を負うながらも一命を取りとめる。自力では動けない彼女を抱えて、街をさまよう二人。道行く人は誰も手を貸そうとはしてくれない。それどころか彼女たちにぶつかっても知らん顔だ。あちこちで爆発が発生し、何が起こっているのか分からない状況では仕方のないことかもしれない。しかし、ここが日本だとは思えなかった。道なりに歩いてゆくと、彼女たちの前に大きな建物が現れた。どこかの学校だと思われるその建物の構内は人でごった返していた。薫はもうすでに動けそうになかった。愛子は心配しながらも、その建物の敷地へと足を踏み入れることを決めた。
アドベンチャーノベル形式でお送りするサスペンスノベル。ルートa 3話。愛子と薫の運命は!
まえがき |
レスト3a |
後書き |
奥付 |
奥付 |