大泉総理と風子さん 下巻

大泉総理と風子さん 下巻

販売価格:264円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2012年02月14日
ページ数 PDF:208ページ
内容紹介

千鶴と冬美と彩香の三人は、語り合う内に彩香の叔父が同時多発テロで亡くなった話を聞く。徐々に千鶴も、経済を語っていた。彩香は歴史を通じて冬美は心理学、そして千鶴は法律の知識と父親譲りの哲学で現代を斬っていくのであった。
 千鶴は、それまで自分が書くことで、父と竹山が不仲になってはと悩んでいたが、徐々にその事から吹っ切れて、使命感さえ感じるようになっていった。それにつれ彩香も叔父の死のトラウマから徐々に解放されていく。しかし一方で、恋人であった同学部の細川要一とは不仲になっていく。そんな時、千鶴は父に、法学の道を断念すると告げると父は、自分がまいた種でもあることから致し方なしとする。小説は出来上がった。そんなある日、竹山を待っている欣也と千鶴に、竹山の妻が危篤だという思わぬ悲報がもたらされるのであった。