愛子は夢であった人物を探して、崎屋町というバス停に降り立った。そこから商店街を抜けると、大きな建物に行き着いた。私立成留伽大学。勿論あの人物がここにいるかどうかは分からなかったが、他に探しようはなかった。この辺りで人が集まりそうなところと言えば、ここしかないように思える。愛子は学校帰りでそのまま来たので、女子高生の制服のままだったが、折角ここまで来たのだからと、そのまま中に入っていくことをきめる。
Kindleデバイスにファイルを送ることができます。送るにはユーザ登録をしてください
Puboo にユーザ登録