星と月と、夜のほとりで

星と月と、夜のほとりで

状態 執筆中
最終更新日 2012年12月25日
ページ数 PDF:149ページ
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内容紹介

1998年、亜見は一人、オランダの地へ降り立った。オランダの友人と再会するために。
その6年前、亜見は会社を辞め、イギリスへ向かった。社会の枠におさまる生活から抜け出すために。自分がどこへ向かうべきかもわからず、ただ日本を飛び出すために。
ロンドンから列車で3時間半の湖水地方。古くから詩人や画家たちに愛された桃源郷。そこにあるゲストハウス兼英語学校のナブ・コテージで、亜見は2ヶ月を過ごす。コテージには、様々な国から人々が集まってきていた。オランダ人のアニカ、イタリア人のロベルト、オランダ人老夫婦のレオとマグダ、ドイツ人のアドルフ、スペイン人のアランチャ、ベルギー人のソニア、広島出身の日本人の広司、イギリス人オーナー夫妻のリズとティム。人種も言葉も文化も異なる人々の中で、亜見は共同生活を送る。ナブ・コテージという桃源郷で、人々はわずかな時を共に過ごし、それぞれの国へ戻っていく。人生のある一点のつながりだけを残して。
 ナブを去ってから6年、亜見は再び海を越える。6年前の自分とは違った自分として。

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