| 状態 | 完成 |
|---|---|
| 最終更新日 | 2012年02月14日 |
| ページ数 | PDF:20ページ |
| ダウンロード | PDF形式でダウンロード EPUB形式でダウンロード |
| Kindleで読む | New ※要設定 設定方法はこちら |
「ここは、アゲハの通り道になっているのよ。裏山に山椒があるし」
亡くなった息子の飲み残したボトルを抱えて、田舎の年老いた母の元に、東京から一人の若い女性が尋ねてきた。そして、死んだ息子の面影を知る二人だけの儀式が始まる。
かまびすしい蝉時雨の中に、夏の終わりの透明な悲しみが漂う。
| 1 |
| 2 |
| 3 |
| 4 |
| 5 |
| 奥付 |
| 奥付 |