状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2012年02月14日 |
ページ数 | PDF:28ページ |
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Shito Angelus Aurora [シト アンジェルス アウローラ]
angelus→ラテン語で「天使」の意。転じて「使い・使徒」。
aurora→ラテン語で「夜明け」の意。夜明けの神の名。広義では「未明」も含まれる。
世界を旅する者シト。
歴史は、語り継ぐものがある限り、鼓動していく。
だが、愚かしき行為で辱(はずかし)められることもある。
美しき生命の賛歌も、忌わしき異端の亡歌として葬られる時もあり、
血で染まった手で罪人(つみびと)を抱きしめる聖者が認められる時もある。
人の世は真実と虚構が混在していて、
許し難いことも多々あるが、
案外、人々はそれを気にせずやり過ごしていく。
そうやって、幾数(いくすう)の歴史は幕を閉じる。