埴生の篝火

埴生の篝火

状態 完成
最終更新日 2012年02月14日
ページ数 PDF:94ページ
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内容紹介

いまから1,300年以上も昔。
茨城県の霞ヶ浦と千葉県の印旛沼、それに手賀沼までもがひとつづきの大きな海だった頃。
その海を見晴らすように、天皇の陵墓をも凌ぐ岩屋が築かれました。
この物語は、印旛の地が「印波国(いにはのくに)」と呼ばれた時代を、悩みながらも逞しく生きた若者たちのお話です。

目次
友との出会い
セヲの水場
マヨサの渡し舟
アヅマの山
ハブの大伴部
政の館
葛藤
翁の昔語り
馴れ初め
国譲り
素舞の会
マカタの人々
独り素舞
凶兆への備え
民の噂
駆け引き
謀(はかりごと)
奥都城と溜め池
工事の始まり
それぞれの力
マツ姫の庵
初めて見るもの
心を照らす光
災いの到来
災いの始まり
焦り
人形に託すもの
開かれた堰
静かな夕餉
遂げられた思い
新しい朝
コワクビの誤算
父の算段
落日の地
鹿嶋立ち
別離
送別の歌
ハブの篝火
人待ちの郷
故郷へ
おわりに
古代の刻印
奥付
奥付