内ゲバとロケット弾。
1970年代から80年代ー90年代、全共闘世代(中核派)の戦いと生活の記録。
学生運動から職場で働き、中核派の編集局で暮らした半生の記録から、戦いの日々を振り返る。
はじめに
私は今、タクシー乗務員だ。この原稿のほとんどは仕事中に書いた。駅やホテル、オフィスビルでお客さんを待つ間に、せっせと書きつけた。休みの日に、赤入れする。
事実について、出来るだけ当時の思いを基に書く事に努めた。論じるのは他人に任せよう。「1次資料」として使えるものにしたい。そして、多くの人々が体験を出し合う中から、全体像が出て来ればいい。
本文中、私自身の名前は当時の組織名を使うことにした。1章の横浜時代は「黒田」、2章の神奈川支社では「白土」、4章の「本社編集局」以降は「刈谷」。筆名は「森田」。80年代は写真班。
これで私が誰かは知る人ぞ知ることになる。
高校や大学時代のことは、基本的には割愛した。
はじめに |
1章 魂の救済 |
2 私の10・8羽田 |
コラム 全国全共闘 |
2章 横浜時代(稼いで生きる) |
3 稼いで生きる |
3-下 「支店長」という名の雑役 |
3章 鉄壁防御の要塞(神奈川支社) |
4章 体験的戦争論--------- 以上第1部 |
5章 本社編集局 |
6章 革命軍戦略の下で |
7章 党改革と天皇決戦 |
8章 荒本にて----------- 以上 第2部 |
9章 路線転換と理論の崩壊 |
10章 野にありて |
11章 補論ーーーーーーーーーーー以上 第3部 |
× 私の履歴 ※※中核派略史 |
私の履歴 ほか |
奥付 |
奥付 |