鼠とねずみのドッペルゲンゲル


著: 福田鼠

鼠とねずみのドッペルゲンゲル

著:福田鼠
状態 完成
最終更新日 2012年02月14日
ページ数 PDF:47ページ
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内容紹介

男はかつて鼠と言われていた。
しかし、もはや、彼を鼠と呼ぶ者はいなくなった。彼もまた自分を鼠と名乗ることもなくなった。

男は数学を愛していた。
それゆえに大学を去った。

大学を去った男はピザ屋のアルバイトをして食をつないだ。
ピザの配達と数学が繰り返される日々。
それはどこか空虚なようで、かつ、鼠が求めていたもののようにも感じられた。
そんな中、高校を中退したフリーターの女と仲良くなる。鼠はその女とピザ屋の休憩室で昼寝をするようになる。

ある日、昼寝から目覚めると、鼠の前には白いねずみが立っていた。

そんな鼠とねずみのお話。

目次
奥付
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