私は旅をしている。
真っ黒の朝に星の砂を巻いて、鏡の前で不細工に笑う。
私は、私の事が好きになりたかった。
| まえがき |
| はじめに |
| 花が降り注ぎ、鼻が泣く季節 |
| 生きてない羊には分かるまい |
| 気晴らししても曇り |
| 正しさの無い形 |
| 白い有機物の前で |
| 嫌われ役者のピエロ |
| 見えずともひらり、 |
| 曲がる嗅覚 |
| 痛みは思わぬ所から |
| 偽りの幸せ飾り |
| ああ、うるさいな。 |
| 沼の底辺にて |
| 明暗融解 |
| 静かに凍えて |
| 流血を待つ微笑み |
| 脇腹の兵隊 |
| 優しさに絆され |
| 鉄球風船 |
| 待ちぼうけ |
| 次は進む |
| 今回のあとがき |
| Ti-Mu piano |