宮本武蔵「五輪書」にある武道の基本を解説する

宮本武蔵「五輪書」にある武道の基本を解説する

状態 完成
最終更新日 2012年02月14日
ページ数 PDF:36ページ
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内容紹介

 宮本武蔵の兵法の集大成である五輪書も、ビジネス戦略や精神修養の意味では読まれていますが、真の武道の書としては現在、理解出来る人は少ないと思われます。その理由は、ここに書かれている身体の使い方が、現代剣道の方式と西洋式の体操に慣れた現代人には分からなくなっているからです。著者は、書に書かれている技の基本となる身体法を分かりやすく解説しようと試みます。武蔵の簡単に書かれた文章からその身体法、敵への対処法を再構成するために、ヒントとなったのが、現在に多くの古い技を残している『尾張柳生新陰流』の研究でした。と言っても日本人はまだ古い記憶を持っています。お盆で踊る踊りにも、古武道の基本である「ナンバ」の身体法が残っているのです。

目次
水之巻第一節  兵法心持の事
兵法心持の事
水之巻 第二節
兵法の身なりの事
水之巻 第三節
兵法の眼付と云ふ事
水之巻 第四節
太刀のもちやうの事
水之巻 第五節
足づかひの事
「水之巻」第六節
五方の構の事
水之巻 第七節
太刀の道と云ふ事
水之巻 第八節
五つのおもての次第 第一の事
水之巻 第九節
表の第二の次第の事