自分たちができる社会貢献のひとつとして電子書籍「AiR エア」を無料公開します。
今回の災害について、わたしたちになにができるだろうかと考えました。そのひとつとして電子書籍「AiRtwo」の収益のうち著者の印税を寄付することにいたしました。
そしてもうひとつ、自分たちの職能で、なにか小さくてもよいから今、困難にある日本社会に向けて貢献したいとも考えました。
今、日本中で多くの方々が、自分でできる支援を行っていらっしゃるのを、メディアや、あるいは身近な街頭で知ります。「AiR エア」でも同じように、自分にできることをしたいと考えました。
この「トゥモロー」と題した電子書籍は、こうした時期にコンテンツをお届けすることが、自分たちにできる貢献のひとつの形ではないかと考え、編集、製作を行ったものです。
厳しい時期だからこそ、娯楽も必要であるだろう。
電子書籍という届く範囲が限られたメディアですが、もしかすると電子であることに意味がある局面もあるかもしれない。そうした状況で、この書籍がどなたかの心に届くことがあればうれしく思います。
今の日本は現在、そして未来に、大きな不安を抱いて当然の状況です。
こうした時期、不安を抱えて暮らしている仲間たちに、少しでも前向きの気分になってもらえたら、こんなにありがたいことはないと思っています。
(『トゥモロー 電子書籍「AiR エア」』まえがきより)