日本中が大停電に。２１世紀初頭。地球は温暖化ではなく寒冷化に向います。石油は寒冷化を阻止する救世主として再び脚光を浴びることになりました。
しかし、２０XX年のある日。地球では一斉に石油の利用が停止されることになったのです。新しい油田の石油に人間に有害な毒素が含まれていることがわかったためです。
立花早志は小学校５年生。早志は同級生の木村君の父親が研究している学校エネルギーについての話を聞きます。これは代替エネルギーになるかも知れないと思い、校長先生に説明して学校でこの新エネルギーの実験を行おうと考えます。
ところが、悪党である有栖川率いる会社が新しい石油の毒素を抜き取る装置を開発したというのです。
学校エネルギーの話はそこで立ち消えとなります。
しかし、その毒素抜き取り装置は偽物だったのです。有栖川は行方をくらまします。日本は世界から大バッシングを受けることになります。
早志たちこどもたちは、あの学校エネルギーを使って日本を守るために立ち上がります。