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もろもろの如来、つまり生き身の仏は人々の問いに応えて理法を説く。いわゆる説法である。しかし、説法はどうしても説教じみたものになってしまう。と言うのは、衆生たる人々の問いは未熟で、本質・核心に迫る問いをなかなかなさないからである。したがって、その問いに対する答えも如来の本質をなかなか反映したものにならないのである。
ところで、如来たちは時として問われないのにふと思いを込めて言葉を発することがある。それが感興句である。この感興句は如来たちが発した純粋な言葉のいわば宝庫である。そこには仏の本質、覚りの真相、法(ダルマ)の根本にまつわることがらについての言葉がちりばめられている。
本書は、釈尊をはじめとする過去の仏たちの感興句を引用したものではなく、現代の仏たる私(=SRKWブッダ)がこれまでに発した感興句の中から修行者の覚りの道に役立つであろう言葉を私自らが抜粋しまとめたものである。聡明な人は、この本に記されたそれぞれの言葉が人智を超えたところから発せられた智慧の一端を表すものであると知って自らの覚りの道を堅固ならしめるであろう。感興句とはそのような働きをもつ言葉なのである。
本書を読んで覚りの道を歩みを堅固ならしめた人は、発心し、必ずや解脱を果たして欲しい。ただ、それは本で得た知識によるものではなく自分自身の因縁によってもたらされるものであることを忘れないで戴きたい。(PDF640KB) 「読者登録」・「手紙」歓迎します。
【おしらせ】
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