状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2012年02月13日 |
ページ数 | PDF:44ページ |
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地下の闇で流通する「魂」の地域通貨…。銀座の画廊主の二代目である葛木は、不況の中で経営的に行き詰まっていた。すでに負債が重なり、家屋敷すら失うかも知れない状況であった。ある晩、バーで知り合った正体不明の男に、とある集会へと誘われる。見慣れた銀座のビルの背後の路地をさらに入ると、四面をビルの背に囲まれた小さな空地、その奥に地下へと続く急な階段があった。地下通路を進むと重い鉄扉が開いた。精神的な苦境がその扉を開かせたのか、それまで知らなかったアンダーゾーンに触れることになる。そこは「魂」「自尊心」を地域通貨としてやりとりする秘密倶楽部であった。扉の向こうで葛木が目撃したものは……。聖性と魔性の織りなす混沌の世界。過去作品を晒します。
閉じられる画廊 |
詐欺師の薄い髭 |
路地の奥の入口 |
地下神殿の宴 |
恥辱、屈辱と、引き替えに… |
地域通貨としての「魂」 |
水びたしの聖書 |
自傷する聖少女 |
切開 |
水中花はひらく |
奥付 |
奥付 |