プラハの人形遣い

プラハの人形遣い

状態 完成
最終更新日 2012年02月13日
ページ数 PDF:91ページ
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内容紹介

作家フランツ・カフカと、心酔者の詩人グスタフ・ヤノーホを巡る物語。

労働者災害保険局時代のカフカは、叩き上げで権威主義的な父との確執に悩みつつも、親友マックス・ブロートと対話を楽しみ、特異な自己の世界を創りあげていた。
そこには、爛熟した文化都市プラハの文士カフェで、日々、芸術や思想を語り明かすという、二十世紀前期のまばゆい青春があった。先輩文士達に心をときめかせながら、憧れの目で見ていた「カフカ追っかけ」の多感なヤノーホ少年。しかし、鉄と火薬の立ちこめる時代のうねりが、彼らをカフカの小説で予言されていたような不条理な闇の混沌へと飲み込んでゆく。

一体、この人生とは、果たして「悪夢」なのか。
詩、文学、思想とは、不条理への虚しい抗いに過ぎないのか。
文学、美術、神秘主義にあふれた絢爛たる迷宮都市プラハを舞台とする幻想的ミステリー。
(3月27日より、随時、章を追加します。全14章)

目次
1章  自称詩人グスタフ・ヤノーホ
1章  (続)
2章  厳父ヘルマン・カフカ氏
3章  プラハの人形遣い 
3章  (続)
4章  ごろつき文士クラムの陰謀 
4章  (続)
5章  奇蹟師ラビ・レムの天球儀
6章  カフカの悪夢に飲み込まれ
6章  (続)
7章  プラハ・アスベスト工場ヘルマン会社
8章  カフカの病いと両親の離婚
9章  ウィーンのサナトリウムへ
10章  カーテンの背後の黒い影
11章  雪の日、カンパ島にて
11章  (続)
12章  断食芸人
13章  運命の悪意、暗い歯車
13章  (続)
14章  「文学史捏造家」グスタフ・ヤノーホ
14章  (続)
奥付
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