わが書に巡り会いし者は幸いなり、なれど真理へ到る道は狭くして其処へ到る者は少なし。
不遜なる者や偽りの教えを説く者達が持て囃される今の世に、新世紀の訪れを告げる真理の書である。偽りの教えに絡め採られし善良なる者達の真の救いと為らん事を願う。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　如来品大師　　鈴木　二元
　　　真言梵天宗hp　　http://bongteng.web.fc2.com/

人は産まれてきた時に其々の因縁というものを宿して生まれて来ているのです。そして其れを「宿命」とも呼びますが今の言い方をすれば「遺伝子」と言うものでもあるのです。背が高い低い、色が白い黒い、鼻が高い低いなどというものから、長命短命の因縁、難病の因縁、運不運の因縁まで、人それぞれが其々の因縁を宿して生まれてきているのです。
今日まで生きて来れた事は、言い換えれば、沢山の良い因縁を宿して産まれて来ているという事に他ならないのです。
しかし人は誰しも、良い因縁ばかりを相続して宿している訳では無いのです。良い因縁を沢山持っているのと同時に悪い因縁も同時に持っている事に気付き積極的に悪い因縁を解脱させてゆく事こそが、真に人生を開運し幸福で豊かな生活を築いてゆく方法でもあるのです。