カフェ「2 hour」で働く壮太(そうた)と奏(かなで)。壮太は奏に惹かれていたが、ある日に奏が駅のバスロータリーでキーボードを演奏する姿を見る。そして、奏は一緒にベースを弾く男と消えていった。
「あのベースの男と、付き合ってるわけ?」
その一言がきっかけで、壮太は奏から、にわかには信じがたい話をされる「私たちは、記憶を狩る『デバイサー』なの。」
恋心から疑心へと奏への想いが変化する壮太。目まぐるしく変わっている自分の感情に戸惑いを隠せないでいた。
序 |
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2. |
3. |
4. |
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6. |
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