鹿児島市最大の繁華街、天文館。この商店街のカフェに休日の朝から集まり、好きな本について語り合う場があります。
日曜の朝というリラックスタイムに、あえて早起きをして本を紹介しあうというコミュニティ。鹿児島という地方都市にあって、2010年にスタートしたこの活動は年間20回を開催し、参加者総数約100人、延べ人数約200人にまで拡がりました。日曜の午前中という街がもっとも静かな時間帯に、本を片手にカフェに集まる。この集まりが、天文館で朝読書「TenDoku(テンドク)」です。
この本は、TenDokuというコミュニティの成り立ちと、これからの展開についてまとめたものです。これから地域に学びのきっかけを作りたいと考えている方の参考にしていただければ幸いです。
もくじ |
Ⅰ はじめに ~鹿児島の朝にちょっとした新しい動き~ |
Ⅱ TenDokuの成り立ち |
Ⅲ TenDokuの可能性を考える |
Ⅳ TenDokuにかかわる人たち |
Ⅴ TenDokuのこれから |
Ⅵ 特別対談 TenDoku主宰 永山由高×読書朝食会"Reading-Lab"発起人 加藤たけし |
Ⅶ 付録TenDoku スタートキット |