やまとしうるはし、と読むタイトルの由来はいろいろありますが、基本的には倭建命=日本武尊=やまとたけるのみこと、の歌の一部です。倉敷の大原美術館で、棟方志功さんの「大和し美し」柵という大型の版画作品を観たこともあります。棟方志功さんがどんなお気持ちで造られたのかは分かりませんが、そういうタイトルを付けるという点では、似通った心性なのかもしれません。
この作品は、いわゆる普通の文芸小説です。事件も殺人もトリックもまったく御座いません。世間でいう、ミステリとか推理小説ではなく、また古代史、時代小説でもありません。もちろん私小説でもないし、お笑いでもないし、バイオレンスでもなく、エンターテイメントとは対極に位置します。要するにわかりにくい小説です。
| はじまり |
| 序章 |
| ☆ |
| 第一章 |
| ☆ |
| 第二章 |
| ☆ |
| 第三章 |
| ☆ |
| 第四章 |
| ☆ |
| 第五章 |
| ☆ |
| 第六章 |
| ☆ |
| 第七章 |
| ☆ |
| 第八章 |
| ☆ |
| 第九章 |
| ☆ |
| 終章 |
| ☆ |