状態 | 執筆中 |
---|---|
最終更新日 | 2012年02月13日 |
ページ数 | PDF:82ページ |
ダウンロード | PDF形式でダウンロード EPUB形式でダウンロード |
Kindleで読む | New ※要設定 設定方法はこちら |
台湾初の日本プロ野球選手が生き抜いた時代と生涯。
呉昌征(ご しょうせい、1916年6月28日 - 1987年6月7日)は、プロ野球選手(外野手)。
プロ入りから1942年までは本名の呉 波(ご は)。その後日本に帰化し、石井 昌征(いしい まさゆき)」に改名。登録名は呉 昌征とした。台湾出身の野球選手。
1937年に東京巨人軍に入団、1944年に阪神タイガースに金銭トレード移籍。
戦中、戦後の混迷する時代を野球選手として生き抜き大活躍した実在の人物をモチーフにしたドキュメント小説です。
日本でプロ野球が始まったのは1936年(昭和11年)ですから、もう75年前のことです。まだ事業として成り立つかどうか危ぶまれた時代です。
この本でモデルになった呉昌征は、早くも翌年、巨人に入団しました。彼は当時日本の植民地であった台湾の嘉義農林から甲子園の全国中等学校(今日の高校)野球選手権大会に春夏合わせて4度出場して活躍し、日本全国によく知られた選手でした。そして、日本のプロ野球史で最初の台湾出身選手になりました。
この本をプロ野球選手とプロ野球を含めたスポーツ選手を目指す若い人たちに贈ります。偉大な野球選手の生きざまと、プロ野球史や台湾関係史についても参考になりますことを望みます。
2011年12月
岡本 博志
第一章 1 |
1931年夏、甲子園 1 |
1931年夏、甲子園 2 |
第一章 2 |
半世紀振りに蘇った記憶 |
第一章 3 |
橋仔頭の公園から嘉農へ 1 |
橋仔頭の公園から嘉農へ 2 |
第一章 4 |
嘉義台南平地 1 |
嘉義台南平地 2 |
第一章 5 |
南部の黄金時代 1 |
南部の黄金時代 2 |
第一章 6 |
呉昌征、甲子園へ 1 |
呉昌征、甲子園へ 2 |
第一章 7 |
甲子園初戦敗退 1 |
甲子園初戦敗退 2 |
第一章 8 |
呉明捷の重荷 1 |
呉明捷の重荷 2 |
第一章 9 |
もう一人の呉選手 1 |
もう一人の呉選手 2 |
第二章 10 |
プロか大学か 1 |
プロか大学か 2 |
第二章 11 |
巨人入団 1 |
巨人入団 2 |
第二章 12 |
故郷が懐かしい 1 |
故郷が懐かしい 2 |
第二章 13 |
巨人から阪神へ移籍 1 |
巨人から阪神へ移籍 2 |
第二章 14 |
戦後プロ野球の復活 1 |
戦後プロ野球の復活 2 |
戦後プロ野球の復活 3 |
第二章 15 |
結婚と台湾暴動 1 |
結婚と台湾暴動 2 |
結婚と台湾暴動 3 |
結婚と台湾暴動 4 |
第二章 16 |
2.28事件 1 |
2.28事件 2 |
第二章 17 |
日本台湾関係の始まり |
第二章 18 |
阪神で不振と騒乱の年 1 |
阪神で不振と騒乱の年 2 |
第二章 19 |
リーグが二つに分裂 1 |
リーグが二つに分裂 2 |
リーグが二つに分裂 3 |
第二章 20 |
毎日オリオンズへ移籍 1 |
毎日オリオンズへ移籍 2 |
第二章 21 |
毎日で日本一 1 |
毎日で日本一 2 |
第三章 22 |
普通の人、普通の仕事 1 |
普通の人、普通の仕事 2 |
第三章 23 |
二回目の台湾訪問 1 |
二回目の台湾訪問 2 |
第三章 24 |
金門島砲撃事件 1 |
金門島砲撃事件 2 |
第三章 25 |
王貞治登場 1 |
王貞治登場 2 |
王貞治登場 3 |
第三章 26 |
取材の旅で胡蝶蘭を知る 1 |
取材の旅で胡蝶蘭を知る 2 |
第三章 27 |
少年野球が生まれた紅葉村 1 |
少年野球が生まれた紅葉村 2 |
第三章 28 |
少年野球から台湾野球界へ発展 1 |
少年野球から台湾野球界へ発展 2 |
少年野球から台湾野球界へ発展 3 |
第三章 29 |
嘉農開校60周年 1 |
嘉農開校60周年 2 |
嘉農開校60周年 3 |
嘉農開校60周年 4 |
第三章 30 |
定年退職生活 |
第三章 31 |
死に臨んで 1 |
死に臨んで 2 |
死に臨んで 3 |
終章 32 |
なぜか遅れた殿堂入り 1 |
なぜか遅れた殿堂入り 2 |
終章 33 |
大きく変わった台湾 1 |
大きく変わった台湾 2 |
終章 34 |
2008年夏、甲子園 1 |
2008年夏、甲子園 2 |