朝焼けの四重奏


著: feychan

朝焼けの四重奏

著:feychan
販売価格:330円 (税込)
状態 執筆中
最終更新日 2012年02月13日
ページ数 PDF:169ページ
内容紹介

札幌のスナック「美樹」のママ、九条美樹のもとに一通の「嫌がらせの手紙」が届いた。辞めたホステスや出入り業者、昔の同僚など何人かの顔を思い浮かべるが確信はない。やがて二通目、三通目と手紙が届き、文面が少しずつ変化していることに気づくが、その意図も目的も分らない。同時にパトロンの医者、鳩村の妻の仕業ではないかと疑うようになる。ホステスたちと常連客の一人桜井もその謎解きに挑戦するが、ある時、鳩村の妻が観光旅行中の中国の黄山で転落死するニュースが流れる。後日黄山旅行に同伴した鳩村の娘とその友人のもとに転落死をめぐる情報提供の謎の手紙が届く。その一通は上海からだった。謎の解明に興味を覚えた桜井は、以前仕事で何度か行った上海に行って差出人を探すことになった。そしてそこで桜井は意外な人物に出会い、同時に手紙の謎の解明に繫がる手掛かりを掴む。(謎解きミステリー)

目次
第一章  九条美樹  その一 泥棒猫は檻のなか
その二   虎のおもりのアゲハ蝶
その三  星のまたたく静かな夜
その四  仲間はずれのドブ鼠
その五    零下の夜に凍え死ぬ
その六   知恵の足りないドブ鼠
その七  餌をもらって飼い殺し
その八   嵐の山の木の下で
第二章   桜井祐介の上海出張   その一
その二   金と女の交差点
その三   笑顔の向こうの寂しい目
その四  その翌日
その五   上海 旧市街
第三章   疑惑の雲海   その一 ひとり静かに思うとき
その二  仲間と知恵の競い合い
その三   上海~黄山旅行
その四   朱色の空が明ける頃
その五   香織宛ての「告発の手紙」
その六   鳩村早百合宛ての「告発の手紙」
その七   さっさと逃げ出す象と龍
その八   早百合への二通目の「告白の手紙」
その九  明日が来るのも知らないで
その十  ひとり寂しく去るときは
その十一  朝焼けの妄想と尚樹の悪夢
その十二   消えたレディの行方
第五章   上海再上陸  その一 差出人追跡
その二  野崎奈菜子の追憶
その三   野崎奈菜子の上海生活
その四  再会、そして
その五   もう一つの再会
第六章   今日子の推理  
第七章   二人の手紙と四人の秘密  その一
その二    ・・・・・・からの手紙
その三   ・・・・・・の秘密
その四   ・・・・・・の秘密
その五   ・・・・・・の秘密
その六   ・・・・・・の秘密
第一