ポストはいらないお礼状・・・・

ポストはいらないお礼状・・・・

販売価格:330円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2014年12月26日
ページ数 PDF:27ページ
内容紹介

年老いて、まさか自分が「認知症」になるなんて考えてもみない事です。
もちろん、家族だってずっとずっと幸せに過ごせると思っていました。

でも、いきなり嵐の様に暗い雲がやってきて
お母さん
お父さんが、別人の様になっていく時・・・・

すべての記憶が無いわけじゃない時
家族が疲れた顔をしているのは
「お母さん私よ!」と覗きこむあの子に

ごめんね・・・こんな思いをさせて・・・。

衰えているだけではなく
時折記憶の断片をヘルパーさんに伝えるのです。

悲しいのは、家族と一緒に居られない自分を分かっているから辛い。
だからといって「邪魔」はしたくないと本能が伝えるのだから・・・・。

ポストには出せない手紙・・・・。
届くといいね。






目次
遠慮
孤独な幸せ
荒れる心の傷
疎遠
分かってるの
あまのじゃく
波・・・・
本物の美しい心の持ち主から・・・・
迷える心は
長い一日
目覚めない朝の恐怖
無関心
恨んでなんていない
消したい過去
暴力
突然のさよなら・・・・
失われた過去
牢獄
たらいまわし
あとがき
奥付
奥付