年老いて、まさか自分が「認知症」になるなんて考えてもみない事です。
もちろん、家族だってずっとずっと幸せに過ごせると思っていました。
でも、いきなり嵐の様に暗い雲がやってきて
お母さん
お父さんが、別人の様になっていく時・・・・
すべての記憶が無いわけじゃない時
家族が疲れた顔をしているのは
「お母さん私よ!」と覗きこむあの子に
ごめんね・・・こんな思いをさせて・・・。
衰えているだけではなく
時折記憶の断片をヘルパーさんに伝えるのです。
悲しいのは、家族と一緒に居られない自分を分かっているから辛い。
だからといって「邪魔」はしたくないと本能が伝えるのだから・・・・。
ポストには出せない手紙・・・・。
届くといいね。
| 遠慮 |
| 孤独な幸せ |
| 荒れる心の傷 |
| 疎遠 |
| 分かってるの |
| あまのじゃく |
| 波・・・・ |
| 本物の美しい心の持ち主から・・・・ |
| 迷える心は |
| 長い一日 |
| 目覚めない朝の恐怖 |
| 無関心 |
| 恨んでなんていない |
| 消したい過去 |
| 暴力 |
| 突然のさよなら・・・・ |
| 失われた過去 |
| 牢獄 |
| たらいまわし |
| あとがき |
| 奥付 |
| 奥付 |