「いーよ」は、NPO法人えじそんくらぶの北海道在住会員が中心となり、ADHDの正しい理解の促進と関係者を支援するため、2001年3月発足しました。ADHDなどの発達障害が「しつけの問題」「愛情不足」「性格」のせいなどと、間違った知識や無理解によって傷つけられた親や関係者たちの心を元気にし、ストレス発散と癒しの場としてという活動が軸となっています。その軸を中心として、同じ悩みを持つ仲間と意見・情報交換をしながら自分たちの経験をいかし、様々な方面に働きかけ支援の輪を広げ、そして疲れたり落ち込んだ時には安心して帰ってこられる居場所として一緒に活動しています。
　そして前回、そんな仲間たちの声を小さな小さな本にしてみました。今回はその第二弾です。
　過去の自分の姿に思わず笑ってしまったり、深く後悔したり、子どもへの思いに涙が出てきたりと一言一句の中に喜怒哀楽が詰まっています。辛い気持ちも楽しい思い出も何もかもひっくるめて全て、親子の足跡と経験であり、それが一つでも欠けたら今につながらず、未来にもつながりません。そんないーよの仲間の言葉たちを一緒に読んでいただけたらと思います。
　そしてまた、色んな感想を持っていただけたら嬉しいです。


「えじそんくらぶ札幌ADHDの会いーよ」
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