家族とペットのための自律神経健康法


著:

家族とペットのための自律神経健康法

販売価格:1,518円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2025年12月16日 1ヶ月以内
ページ数 PDF:110ページ
内容紹介

自律神経に関して私が強い関心を持つようになったきっかけは様々でしたが、大きなきっかけの一つは、今から30数年以上前に鬱を体験した頃に遡ります。
 当時は今ほど自律神経の事も判っていませんでしたし、鬱病と自律神経の関係についても今よりは判っていなかった様でした。
 いまでは鬱に関する研究も進み、ウィルスとの関わりも指摘される様になりました。
 いずれにしても今では、鬱の特徴的な症状には自律神経が関わっていると言う事に関して異論は無いのだと思います。
 自律神経は、日常の健康を考える上でも非常に重要な存在なのです。
 神経そのものは解剖学的にも見える存在であり、血管などと同じように客観的に認識出来るのですが、実はその働きは非常に複雑で、いわゆる臓器(東洋医学的には五臓)などをコントロールし、人間が様々な環境変化に対応出来る様に恒常性を維持すると共に、自律神経を構成する交感神経と副交感神経に別れて臓器を支配し、必要に応じて均衡を保ちながら私たちの生命を維持している訳です。
 言い換えると、私たちが健康であると言う事は自律神経がバランス旨く働いて臓器をコントロールし、一定の安定した状態が維持されている事だと言う事になる訳です。
 これは人間に限った事では無く、犬や猫などの動物にも全く同じ事が言える様です。
 その証拠に、私がこの本の中で推奨している『JBM 自律神経調整法』をペットに施術すると、犬の分離不安が和らいだり、猫の便秘が改善したりと言う事例が出ています。
 もっと面白いのは飼い主がペットにこの調整法を施術する事で、飼い主自身の自律神経バランスが整ったりドロドロ血液がサラサラ血液に変化したりするのです。
 もちろんここで紹介している自律神経調整法や自律神経調整用の専用器具は病気を治療する為だけの方法や道具として開発されたものでは無く、あくまで自律神経のバランスを整える為に開発されたものなのです。
 しかし自律神経のバランスが整う事がひいては病気の治癒を促進する事も間違いありません。
 人もペットも高齢化する現在、私は人とペットが共に元気で長生き出来る世の中を作る為の一助となれば幸いと、この本を世の中に送り出す事にしたのです。