『Salamander in the circle』、『オリカルクムの記憶』、『nanako-fifteen』及び『同 Ⅱ』に続く、Salamanderシリーズの現代編。
クリスマン長官に急き立てられるようにしてエドミールはポルタアウレアへ帰国する。叔母ソフィアのパリ留学中の手がかりを秘めた原稿を英訳する役目を負ったユミコを伴って。ポルタアウレアでは驚くべきことが明かされる。エドミールの母・マルガリータ大公妃の魂はメルノの関係者だったのだ。
エドミールは母親に背中を押され、ユミコと共に故ソフィアの墓参に赴く。