『Salamander in the circle』、『オリカルクムの記憶』、『nanako-fifteen』及び『同 Ⅱ』に続く、Salamanderシリーズの現代編。

ウィンディは法務部責任者・ドストエフスカヤのデスクから財団の極秘データが入ったＵＳＢを盗み出し、それはベネトナシュの手に渡った。ベネトナシュは、データをネットに流されたくなければ、サーディクを差し出せと財団を脅迫する。不可解な要求はウィンディの願望を叶えるためのものだったが、取引現場にシパドが現れ、ウィンディの思惑を阻む。そしてベネトナシュは、裏に卑劣なワナを張っていた。
一方、健と影武者Ｘを送り出し、仕事中のサーディクの元へ、訪問者が…。