本書は,60歳である筆者の人生における様々な訓戒を 365 日,1 日 1 話の形 式で書籍にしたものである。タイトルに「孔先生の戯れ言」といっているよう に,読者がリラックスをして,読まれると幸甚この上ない。本書は,人生訓編 であるが,今後は,会計編をさらに執筆するつもりでいる。
60歳にして耳順うというが,筆者は相変わらず他人の意見を素直に聞いてい ない。ただ,人生の短さを改めて知るにつけ,若いころのように,何もしない 日々 を送ることはとてももったいないとこの頃は思っている次第である。
日々,研究と教育そして学内行政と,筆者には仕事があるのであるが,いず れにおいても,先々を見通して行動するように心がけたいところである。