二十数編の詩のようなものを合併収録した世一の詩編集 第一部。けして明るくなれるような詩集ではない。夢や希望が背中を後押ししてくれる～そんなもの、きっと私は書けない。クソのようなものから悔恨、惜別、苦悩…… 時には下を向き、時には背を向け、時には空を見上げて涙飲むようなものまで。あとは、そう… 社会に向けられたアイロニーたっぷりなものまで。
ただ一つだけこの詩集で伝えることが出来るとすれば「わたしは常にここに居続ける」ということだろう。
飛鳥世一のする詩は、ゴスペルであり遺書なのである。お愉しみあれ。