マミヤを失ったヒューダーは茫然自失しつつも、格納庫へむかった。一方レル・ヴァリスは、マミヤを手にかけたシパドを足止めし、決着をつけようとするが、シパドは鏡の中に逃げ込む。そこは異空間、ミクトランだった。ミクトランごと追放された死神とシパドとは波長の合う者同士、死神はシパドを使って通常空間へ出ることを望んでいた。
同じころ、アンベレオ本国が大地震に見舞われる。冥界王は再来する神々の力を借りたテクトリの仕業だと看破、彼らは元々同族なのだ。災害の大きさに驚くイリチヤに冥界王は心配は無用だという。冥界王の拠点はすでにメッサナに移っているからだと。神々も冥界王も身勝手であることに変わりはないと知ったイリチヤは、父と名乗る冥界王に別れを告げ、多くの人が集まっている総督府へ飛んだ。