命とは何か、死とは何か


著:

命とは何か、死とは何か

状態 完成
最終更新日 2024年03月17日 1年以内
ページ数 PDF:44ページ
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内容紹介

著者は5種類の「死に際」体験をしました。一人の人が病気で何回も「死に際」を経験しても死の輪郭はつかめません。何故なら、死へのアプローチが違えば脳内で起こる事が違うからです。5種類それぞれの方向から死と対峙したことで、分かってくることがあります。5種類の「死に際」体験をした著者が、「死に際」の脳内を分析して命の本質に迫ります。

目次
はじめに
第一章 人間が「死」を考える限界について
「動物は、死を恐れない」という認識は正しいのか
「命」について考える原点は《恐怖》という情動
死に至るまで、どんな状況になるのかの解明は可能か
人間が「死」を考える限界
私の体験を書き遺して置く意味
第二章 死んで逝く状況で違う脳内
第一節 怪我や病気で瀕死のときの脳内
身体の元気さの度合いで変化する脳
交通事故に遭ったとき
出血性大腸炎のとき
瀕死の怪我や病気のときの脳内
第二節 漂流していたときの脳内
沖に流されていたとき
漂流していたときの脳内
第三節 がんの告知を受けたときの脳内
がんの特殊性
がんの診断が下ってから手術を受ける前日まで
がんの診断が下ってから手術を受ける前日までの脳内
第四節 アナフィラキシー症状で窒息寸前になったときの脳内
アナフィラキシー症状で窒息寸前になったとき
命は《生きる》というプログラミングがされている
心理学の「正常性バイアス」とは違う
第三章 進化的に古い脳の考察と脳構造について
進化的に古い脳の情動も意識化される
特記すべき脳の凄さ
〈窒息で死に向かっていたときの恐怖〉は異次元
第四章 「死の自己決定」を考える
「死の自己決定」は認めて良いのか
《死への恐怖》のおさらい
「明日が来る」と信じて生き切ること、脳はそう造られている
おわりに
参考資料・著者・著書