メッサナは乗っ取られた。その情報はスクナの祖父・トヨケからミツハへもたらされた。
同族アンベレオ王国の一氏族ベレオーサのメッサナへの嫉妬と憎悪の想念は冥界の王によって増幅され、メッサナを襲った。負の想念を持つ人間と冥界の王とは互いに増強し合う関係にあった。冥界王を性格づけたのは人間なのだった。
イリチヤは己と后との間に生まれた子であると知った冥界王は、イリチヤに過去を謝罪する。しかし遠い昔に棄てられるようにひとりになったイリチヤには冥界王のいうことがまるで理解できない。そして冥界王の言葉がおそらく真実であるとわかるだけにイリチヤは絶望する。
| 登場人物 |
| 第三十三章 |
| 9かける3番目の王国・外伝その1 |
| 9かける3番目の王国・外伝その2 |
| 9かける3番目の王国・外伝その3 |
| 第三十三章のあとがき |
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| 奥付 |