アマセオによって桃源郷にいざなわれたスクナを待っていたのは祖父のトヨケ。祖父から黒ジャガーの毛皮とベレオーサの金貨を見せられたスクナはメッサナで尋常ならざる事態が起こっていることを知る。祖父は金貨に刻まれている人物はミツハだというのだが……
スクナは世界の果ての島へ飛び返り、ミツハに金貨を突き付ける。メッサナと自分の関係は遠い過去のものだと語るミツハ。しかしミツハと重なって存在するメルノにとっては過去とは言い切れない。メッサナで被ったおぞましくも生々しい記憶に襲われたミツハ‐メルノは激しく混乱し、助けようとしたスクナをも巻き込もうとする。パニックに陥ったスクナは助けを叫ぶ。それに応じたのは彼の妹、コタエだった。
| 登場人物 |
| 第三十二章 |
| 悪意の正体 |
| 第三十二章のあとがき |
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| 奥付 |