人は人のつくるものに似ていく PARTⅡ


著: 星野廉

人は人のつくるものに似ていく PARTⅡ

著:星野廉
状態 執筆中
最終更新日 2023年07月18日 1年以内
ページ数 PDF:462ページ
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内容紹介

PARTⅡ。人のつくるものは人に似ている/人が人のつくるものに似ていく。人間の人形化/人形の人間化、人間の機械化/機械の人間化、人間の文字化/文字の人間化、人間のイメージ化/イメージの人間化。前者の傾向が後者の進行によって凌駕されつつあるのではないか。そんなテーマをめぐり、かげ、うつる・うつす、まねるをキーワードに書いた文章を集めました。それぞれが別の日にnoteに投稿したものなので重複が多々見られます。ご容赦ください。PARTⅡでは、このシリーズの集大成である4本の記事から新しい順に並べてあります。

目次
この本について
岐路に立つ擬人
本物「感」と本物「っぽさ」こそがリアリティ
人にあらわれて、機械にあらわれないもの
そっくりなのは、そっくりにつくってあるから
意味に意味を重ねる
宿を借りる生きもの
言葉は声と顔が命、意味は二の次
自分に自分を似せていく(連想でつなぐ、引用の織物)
Moves Like Jagger (連想でつなぐ)
鏡「面」画「面」顔「面」
わたし(ぼく)が二人いる
鏡、境、界
「ひとり」と「ふたり」のあいだを行き来する
人に動物を感じるとき(連想でつなぐ)
人工〇〇になりたい
赤ちゃんのいる空間
影を踏むのをためらう
名前のない怪物
シンクロする身振り、行為、表情
私たちは同じではなく似ている
世界は顔で満ち満ちている
なぜか懐かしい世界
見るために人がつくった「影」
VRで自分に会いにいったその帰りに
夢のような映画、映画のような夢
異なる、事なる、言なる**
外見、素地、意味
起源のない反復、手本のない模倣
おまかせします。
抽象を体感する、体感を抽象する
動くものを手なずける
影に先立つ【引用の織物】
似ている、そっくり、同じ、同一
大切な人の写真が踏めますか?
私たちはドン・キホーテとボヴァリー夫人を笑えるでしょうか?
異物を入れる、異物を出す