人は人のつくるものに似ていく PARTⅠ


著: 星野廉

人は人のつくるものに似ていく PARTⅠ

著:星野廉
状態 執筆中
最終更新日 2023年07月18日 1年以内
ページ数 PDF:494ページ
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内容紹介

PARTⅠ。人のつくるものは人に似ている/人が人のつくるものに似ていく。人間の人形化/人形の人間化、人間の機械化/機械の人間化、人間の文字化/文字の人間化、人間のイメージ化/イメージの人間化。前者の傾向が後者の進行によって凌駕されつつあるのではないか。そんなテーマをめぐり、かげ、うつる・うつす、まねるをキーワードに書いた文章を集めました。それぞれが別の日にnoteに投稿したものなので重複が多々見られます。ご容赦ください。PARTⅠでは、このシリーズの原点である3本の記事から古い順に並べてあります。

目次
この本について
人のつくるものは人に似ている
人がつくったものに人が似てくる
人のつくるものは人に似ている/人のつくるものに人は似ていく
移動しながら静止している
指が知っている、体が覚えている
する、される
外にあって、外からやって来て、外であるもの
続・外にあって、外からやって来て、外であるもの
抽象を体感する、体感を抽象する
うつせみ、引用と演技からなる自分
片想い
偶然にまかせて書く
禁断の恋
賭けたり、占ったり、決断するとき
赤ちゃんも賭けたり占ったりしている
そっくりなものなら平気でその命を奪える
私たちは同じではなく似ている
意味が立ちあらわれるとき
世界にシンクロする
文字化する人
ピクピクでシンクロする世界
先立たれる
見える言葉、見えない言葉
相手を人として呼ぶ
鏡に移る
「鏡に映る」ではなく「鏡に移る」世界
写される、撮られる、奪われる
眠れない夜の遊び
なぞって、真似て、なる
空から降ってくる言葉
映っている私、写っている私、移っている私
それない、ぶれない、あやまらない
「それない、ぶれない、あやまらない」世界
人間の人形(ひとがた)化、人形(ひとがた)の人間化
うつすためには、うつらなければならない
人の外にあって、人の中に入ったり出たりして、思いどおりにならないという意味で「外」であるもの
信じるとき、人は一瞬変になる。
目の前に見えるものが、本当は「何か別のもの」が「化けている」のではないか、とも考えられるわけです。
意思が「決める」のではなく、むしろ「決まる」。
黒いカラスは白いサギ
意味のある影、意味のない影
文字に異物を感じるとき