何故『安楽死』に反対するのか、 お話させて下さい


著:

何故『安楽死』に反対するのか、 お話させて下さい

状態 完成
最終更新日 2024年03月18日 1年以内
ページ数 PDF:58ページ
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内容紹介

「安楽死」って安楽に死ねるのでしょうか?
「安楽死を希望する」って、それは本当にあなたの本心なのでしょうか?
 
みなさんは、「安楽死」と「尊厳死」の違いをご存知ですか。都内予備校で、医系論文添削講師(=医学部入試論文模試の添削講師)を長年してきた著者が、まず「安楽死」と「尊厳死」の定義から説明します。次に、死に際を何度も体験した著者が《死にゆく意識》がどういう状態かをお伝えしながら「安楽死」について考えていきます。

目次
《死にゆく意識からの伝言》
第一部
第一章 『安楽死』を容認するために何が必要か
〈積極的安楽死〉を認めるために、考えなくてはいけないこと
私が〈積極的安楽死〉問題を考えるに至った経緯
第二章
自分の意思とは
私はあの人が本当は好きだったと気付くとき
命は危険なとき〈恐怖〉という信号を出してくる
交通事故に遭ったときの脳内
海水浴で沖に流されていたときの脳内
アナフィラキシー・ショックのときの脳内
死の臨界に行くときに起こっていた事
死の臨界に行って分かった事
カルフォルニア・ハイウェイ・パトロールに勤めていた
自殺した自殺したときの脳内から考える、問いかけBの答え
〈死〉に至る前に襲って来る最大級の恐怖から考える、問いかけAの答え
命を諦めなかった命に訪れるものは
二〇二一年四月一日に分かった事
『〈積極的安楽死〉容認』が依拠してきた二点について
第三章
〈積極的安楽死〉をしたら、自殺したら
永遠に生き続けるという拷問は与えられていない
第二部
第一章 理性と本能
我慢して熱いものにいつまで触っていられるか
第二章 表現の持つ怖さ
言葉を選んで表現しないことの恐ろしさについて
〈命〉を〈価値〉で考えると〈命〉の本質はみえない
虐殺は何故起こる
第二章 安楽死と自殺の実体と命の使命
命の使命とは
第三部
第一章 これからの課題
高齢者医療について
『生存する意識』の話
今、世界に起きようとしていること
おわりに
引用